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コラム

OODAループ

7月のコラムは、編集企画課が担当します。

編集企画課は、制作部の管理業務の役割を担う部署として新しく生まれ変わりました。印刷作業以降が製造部で、その前が制作部です。
製造部の工程管理な役割を制作部で担うのが編集企画課となります。
従来とは違う、新しい役割を担う編集企画課を考えるうえで、出会ったのが下記フレームワークです。

製造・制作の現場では、PDCAのフレームワークが良く使われます。
しかし最近は…OODAなるフレームワークがあるそうです。
少し触れてみます。

PDCA

OODA

OODA(ウーダ)ループとは、アメリカ空軍大佐(ジョン・ボイド氏)が提唱した、あらゆる分野に適応することができる戦略の一般理論です。
「観察(Obserb)」「状況判断(Orient)」「意思決定(Decide)」「実行(Act)」
のループです。
OODAループの特徴として、計画や上司からの指示に従って動くのではなく、ビジョンの実現や目標の達成に向けた優位性の獲得を目的に、個々の意思決定者がその場でデータ収集や分析、意思決定を行い、実行に移す点です。
OODAループは、常に最新の情報を元に判断や行動を行い、想定外の事態が発生した場合でも現場レベルで臨機応変に対応できる意思決定プロセスです。直前のアクションによって得られた結果やデータをその場で収集、分析してアプローチを再検討するプロセスを踏むため、前例のない事態であっても最適な対応が可能となります。
自立型組織やリーンスタートアップ、デザイン思考、アジャイル開発といった最先端の組織形態や理論、思考法は、OODAループの思考が反映されています。

PDCAOODA
手法の種類と考え方「HOW」を見つける
      フレームワーク
「WHAT」を見つける思考法
もともとは…生産・品質管理の方法現場でより良い答えを導く
       意思決定方法
前提条件は?計画の実行が前提条件予想外のことが起きても
    良いことが前提条件
目的は??現在の見直し成約・前提条件を加味した
    パフォーマンス向上
向いている課題とは?決められた工程を効率よく、
  低コストで実行できるか
現状を最善の判断で決定し
       即行動で脱却
スピード感は???時間がかかる…高速が大事

中間管理職の思考の一つとして、知っていて損はないフレームワークではないでしょうか…一人一人が考え、動く、自立型組織が求められる時代です。興味のある方は是非一度、調べてみてください。新たな編集企画課には取り入れていきたいなと感じている…今日この頃です…

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